5時30分に目覚める。
今日は退院だ。
朝から何時に退院出来るのかそればかり気になった。
今朝も体温、血圧、酸素濃度等を測定。
今朝は熱も下がり体の怠さもなく快適だ。
この熱は体の中に異物が入ったための抗体反応だと言う事。
今回は最高で37.3度程度だったが、前回治療の時は38.5度まで上がりしんどかったのを覚えている。
朝食までやることもなくTVを視て過ごした。
7時30分、担当の先生が来た。検査の結果異常はなかったので今日退院でいいですよ。との事。これで帰れると確信。
しかし、ここの病院の先生は何時から働いて居るんだと気になった。
帰れる。
ふと、家に帰ったら刺激のある物が食べたいと思った。
朝食が運ばれて来た。
今朝のご飯をやっつければ帰れるんだと口の中に掻っ込む様に食べた。
殆ど味を感じなかった。
食事の時にふと向かいの患者さんを見ると牛乳を飲んでいる。自分のお膳を見ると牛乳では無くヨーグルトだ。
あっ、と思い出した。
前回の入院の時、牛乳が飲めない事を申告していた。この病院ってそんな細かな所まで気を使ってくれるんだと改めて感激した。
入院初日からヨーグルトをいただいていたのに帰る日になって初めて思い出した。
食事を済ませ一休みしてから帰り支度をした。
ようやく退院の時間になった。看護師さんが傷口によくないからと大きな荷物持ってエレベーターまで見送ってくれた。
ほんとここの病院の看護師さんは親切だ。即席でできた親切さとはまるで違った感じがする。恐らく先輩看護師さんからの教えや病院のコンセプトが脈々とそれぞれの看護師さんに伝わっているんだろうな深く感銘した。
親切にしていただきありがとうございました。と素直に感謝を述べありがとうございましたとお礼を言った。
帰宅後、どうしても今日の内に会っておきたい地権者様宅へ向かった。
交渉は順調に進んで売渡しをいただくことができた。
夕食にニンニクの効いた餃子を頼んだ。
以上、3泊4日の心房細動治療の様子を綴ってみました。
あの『長嶋茂雄』さんも心房細動が引き金で不自由な体になってしまったとのことを担当してくれた先生が言ってました。
動機や脈の乱れを感じたら直ぐに受診される事をお勧め致します。
動機や脈の乱れをほっておくと心臓内で血の塊ができそれが頭に飛んで行ってしまうとかなりのダメージになってしまうと言うことです。
これから心房細動の治療をお考えの方の一助になれば幸いです。
最後になりましたが『群馬県立心臓血管センター』の皆様、大変お世話になりました。
快適な3泊4日が過ごせました。
ありがとうございました。